セフレとの出会いはLINEから

今回の「通話アプリエッチ体験談」は、ミカエルさん(24歳 男性 岩手県 会社員)からの投稿です。

交際相手がいないまま時間が過ぎていくことに、ある種の危機感のようなものを感じていた高校時代の私。
同じクラスの友人に誘われ、大規模なLINEグループに参加しました。
そこで出会ったTという女性。
LINEから始まったTとの関係が、大人への階段を上らせてくれました。

学生時代に大人の階段を上る

私が高校生の頃の体験談です。

1年生の冬頃、思いを寄せる女性となかなか縁がなく、交際相手がいないまま高校生活が過ぎていくことに、ある種の危機感のようなものを感じていました。

もっと様々なことを経験したいと思っていると、クラスの女性の友人からある話を聞きました。

「他校の同年代の人たちがたくさんいるLINEグループがあるが、入らないか」

なんのメリットがあるのか最初はわかりませんでしたが、デメリットも特になかったため、とりあえず誘いに乗ることにしました。

いざ入ってみると、人数はなんと120人

聞いたこともない参加人数で度肝を抜かれました。

紹介してくれた友人は、グループの招待に続けて

「今度の日曜日の交流会に参加しないか」

と誘ってきました。

これも、断る理由は特にないため参加することにしました。

中途半端な関係のまま月日が流れました

交流会当日、現地には私と友人を含めて15名ほどが集まっていました。

地元付近では有名なレジャー施設でのアウトドア活動でした。

集まった人々はどうやら全員高校生のようで、同い年か1~2歳年上の方で、男女比はちょうど半分ずつほどだったと思います。

友人はすでに打ち解けているため楽しんでいたようですが、私は終始浮いているような感覚でした。

友人は気を使って知り合いを紹介してくれました。

その時に、Tという女性と初めて会いました。

小柄で肩ほどのセミロングのおろした髪。

顔については好みにもよるかとは思いますが、私にとっては中の中といった感じでしょうか。

グループLINE内でのアカウントをお互いに教えあい、連絡先も交換しました。

交流会の後もTとは数回遊びました。

最初は友人たちも一緒でしたが、4~5回目以降は二人で、ほぼデートでした。

正直、Tからの好意には気が付いていました。

私は交際相手を探しているわけでもなく、好意を寄せる相手は別にいたためその気はなかったのですが、一緒にいる時間は決して退屈ではなく、Tはとてもいい子で関係が壊れることも怖かったため、中途半端な関係のまま月日が流れました。

ぎこちないながらも熱く忘れられない一夜を共にしました

ある日、長期休みにTの自宅で一緒に勉強をすることになりました。

「その日は両親が不在だから泊ってもいいよ」

Tはそう言いましたが、私は

「次の日は部活があるから、多分日帰りだと思う」

曖昧な返事をしました。

当日、Tの自宅での勉強は楽しいものでした。

ほとんどが談笑の時間でしたが、とても有意義な時間だったと感じます。

T宅は自宅から決して近いとは言えない距離で、電車で数十分かかります。

楽しい時間を過ごすうちに、帰ることが億劫になり、私は泊ることにしました

男女が一つ屋根の下で一晩を共にするということは、そういった行為は避けられませんでした。

道具はTが用意していました。

私の若気の至りとTの好意はその一晩で結実し、ぎこちないながらも熱く忘れられない体験を共にしました。

彼女のおかげで大人への階段を上ることができました

少し目を合わせにくかったのは、朝だけでした。

その日も午前中は一緒に勉強をしました。

そして帰る時間が近づいたとき、私は好意を寄せる女性がほかにいることと交際はできないことを伝えました。

Tは悲しそうな表情はせずに

「わかった、ありがとう」

と一言だけ私に伝えました。

Tは駅まで私についてきてくれました。

道中

「関係は終わりってことじゃないよね」

Tはそのときだけ少し悲しそうな顔をしましたが、首を縦に振った私を見て寂しげな笑顔に戻りました。

そのあと、高校を卒業し、お互いの進路に進学し、社会人になり、Tが結婚するまで関係が続きました

LINEから始まったTとの関係のおかげで、私は大人への階段を上ることができました。

現在、Tは子宝にも恵まれ幸せに暮らしているようです。

世間的には、セフレという関係は忌み嫌われるかもしれませんが、私にとっては良い思い出です。

ミカエルさん投稿ありがとうございます。

セフレとしてでも、健気にずっと関係が続くのは素敵な事だと思うぜ。

付き合えないから寂しいけれど、その寂しさを誤魔化す為にまた会ってしまう。

そんな関係から始まっても、長く続けば単なるセフレ以上の繋がりができるってもんだ。